2021.10.02
ミツバチの巣はどうして正六角形?
皆さんこんにちは!!
突然ですが、ミツバチの巣って皆さんじっくりと見たことありますか?
じっくり見たことがない人がほとんどだと思いますが、
ミツバチの巣のイメージって写真のようなものを想像をすると思います。
今回、このミツバチの巣の内部の形に注目してみると
正六角形の形になっていることに気づきます。
正三角形や正方形の方がきれいに並ぶし、作りやすいのでは…
と思ってしまいます。
しかし、正六角形にした理由は知れば知るほどなるほど!!
と思うものでしたので、良ければ最後までお楽しみください。
この謎を明かすためにはまずミツバチの生態を知らないといけません。
ミツバチの巣に使われている材料として蜜蝋(みつろう)があります。
これは、働きバチが分泌するものでハチミツが80gあったとしたら
蜜蝋は10gしか生成できないとても貴重なものです。
また、ミツバチの寿命が約1ヶ月と短く
ミツバチ1匹が一生の間に分泌できる蜜蝋は約0.5gととても少ないです。
なので、ミツバチは数を増やすことで蜜蝋の量を増やそうとしているんですね。
今日のまとめ
・ミツバチの巣には蜜蝋が使われている
・蜜蝋は1匹あたり0.5gしか生成できない
このミツバチの生態をもとに、
次回から巣の構造を数学的に解き明かしていきます。