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建国記念「の」日です

こんにちは、EISUの早川です。

2月11日の今日は「建国記念の日」という祝日で学校などが休みかと思います。
2月11日といえば、社会の教科書に載っている重要事項で言うと
「大日本帝国憲法」が公布された日として載っていますが、
建国記念の日の由来は大日本帝国憲法ではなく、
古事記や日本書紀で初代天皇とされている神武天皇の即位した1月1日を
明治時代以降に使われるようになった太陽暦に当たる日付にしたものになります。
(本当は旧暦の1月1日にあたるのは1月29日でしたが、
旧正月のお祝いと被るため、そこから2月11日に定め直しました)
その2月11日を「紀元節」と定めたのが明治6年(1873年)、
大日本帝国憲法が公布されたのが明治22年(1889年)なので、大日本帝国憲法が後からになります。
大日本帝国憲法の公布を2月11日にしたのが、この紀元節に合わせたのかどうかという明確な記録は残っていませんが、
明治時代以降、天皇中心の国家を築こうとしていた政府がこの日に狙ったというのは容易に想像できるのではないでしょうか。

つまり、建国記念の日とは、日本が出来たことをお祝いする日になります。
これを期に、日本をいう国をもっと知るために
・日本の歴史を学ぶ(『マンガ日本の歴史』とか読むでもよいかと思います。)
・日本地図で日本という国がどういう形で周りがどのようになっているのかを見てみる
など、日本という国を再確認する日にしてみるのはいかがでしょうか。

小中部 早川博規先生

この記事を書いた人

EISUゼミナール 小中部 早川博規先生

地元の知多市に生まれ、知多市で育つ。その後も地元横須賀高校に進学、大学進学で一度地元を離れたが、大学卒業後再び知多に戻ってきて現在に至る。得意教科は「社会」、特に歴史で「社会を単純な暗記科目と思うな」がモットーです。

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