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数字のマジック

皆さん、こんにちは。

小6、中3、高3の受験生の皆さん、いよいよ入試が始まりますね!

体調管理を徹底し、全力を出してきてくださいね!

 

入試が近づくと、必ず倍率の話が出てきます。

「〇〇高校の倍率は〇倍もある~!」というように、どうしてもネガティブに捉えがちになります。

私は、入試直前になると精神論が大事になると思っています。

「〇倍しかないのか。余裕!」と言えたら大したものです。

しかし、なかなかそんなことを言える人は少ないですね…。

 

ここで数字の捉え方に関する例を挙げます。

以前、病気を患った妻の親族がいました。

妻は不安になり、ネットで病気について調べました。

それには、「この病気は80%の人が完治します。」と記載されていました。

それを見た彼女はほっと一安心しました。

しばらくして、病院に行き、お医者様から説明を受けました。

先生は、「この病気は5人に1人が再発します」と説明しました。

妻は、「えっ…」となって顔面蒼白。

 

「いやいや、80%完治と5人に1人が再発は一緒でしょ」と説明。

冷静に考えれば難しくないですよね。

しかし、このマジックに引っかかってしまうのも理解できます。

「完治」というポジティブな言葉に安心をし、「再発」というネガティブなことばに不安になる。同じ確率でも。

 

話を受験倍率に戻します。

ということは、「合格」というポジティブな言葉を使って、「不合格」というネガティブな言葉を使わない。これが一番よい捉え方ですね。

「今年の〇〇大学、2人に1人も受かるのか!」なんて、ポジティブシンキングで倍率を考えてみませんか?

市原靖久先生

この記事を書いた人

EISUゼミナール 市原靖久先生

塾講師歴20年を超えるベテラン。今までに志望校に合格させてきた生徒は数知れず。5教科指導可能のオールラウンドプレイヤー。「お子様の成績を上げ、保護者様との対話を大切にする」をモットーに日々精進。ベテランでもまだまだ発展途上中。 ▶この講師のブログへ

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