2025.11.11
11.11といえば
こんにちは、Goodの早川です。
11月11日、この日は1が4つ並ぶことや11が二つあることにちなんで色々な記念日にされています。
細長いものが並んでいる様子から、「ポッキー&プリッツの日」や「うまい棒の日」、
11が二つあることから、11人vs11人で戦う「サッカーの日」や
漢数字の十一の組み合わせから「サムライの日(士)」や「電池の日(+極と-極)」などがあります。
調べていて色々な記念日がありましたが、今回は勉強に関係あることを話したいと思います。
1918年11月11日、この日は第一次世界大戦が終結した日になります。
1914年7月28日に始まったこの戦争は、当初は「クリスマスまでには帰れる」と思われていたそうです。
しかし、実際は4年にも及ぶ泥沼の争いになり、ヨーロッパは弱ってしまい、戦後はアメリカの台頭となりました。
戦争をきっかけにそれまでの情勢が大きく変わってしまうことから歴史の転換点としてよく出てきます。
出来事そのものだけでなく、【原因とその背景】と【結果とその後の影響】がよく問われます。
実際に今年の2月に実施された令和7年度愛知県公立高校入試では、
「壬申の乱」の【背景・原因】と【結果・影響】を選択肢から選ぶ問題が出題されました。
最近の出題傾向として、教科書の太字や暗記カードに載っている用語ではなく、
その前後や問題文に書かれている周辺情報が出題されています。
なので、歴史を勉強する際には用語だけでなく、周辺情報を広い視野で覚える必要があります。
今は目の前の期末テストの公民を一生懸命勉強をする時期ですが、
公民が終わって入試対策となって歴史の勉強をする際にはこのことを思い出してください。
この記事を書いた人
早川博規先生
地元の知多市に生まれ、知多市で育つ。その後も地元横須賀高校に進学、大学進学で一度地元を離れたが、大学卒業後再び知多に戻ってきて現在に至る。得意教科は「社会」、特に歴史で「社会を単純な暗記科目と思うな」がモットーです。
▶この講師のブログへ