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diary

イイクニ作ろう

こんにちは、Goodの早川です。

6月10日は、1221年に承久の乱で後鳥羽上皇にが幕府を倒そうとした際に
源頼朝の奥さんであった北条雅子が鎌倉武士を団結させるために
「源頼朝公の御恩にいまこそ応えるときです」と演説した日です。
この演説のおかげもあって、鎌倉武士は一致団結して後鳥羽上皇に勝ちました。
そして、1333年に足利尊氏が後醍醐天皇に応じて鎌倉幕府を倒すために挙兵をした日でもあります。
その後、足利尊氏は六波羅探題を攻め落とし、新田義貞が鎌倉に攻め込んだことで鎌倉幕府は滅びました。

つまり、6月10日は鎌倉幕府の行方を左右する戦いの命運を決めた出来事と
鎌倉幕府が滅ぶきっかけとなった人物が戦うことを決めた日になります。

今年は大河ドラマがちょうど鎌倉時代を題材にした「鎌倉殿の13人」がやっています。
入試の問題には、その年の時事的話題になったものが出題される事もあります。
入試では、明治以降の近現代に比べて出題される頻度は低いですがおさえておくとよいでしょう。

ちなみに、余談ですが、源頼朝・源義経兄弟の父親である源義朝は
味方だと思っていた人に裏切られて殺されていますが、
その場所が実は知多半島にあることを知っていましたか?
その場所は、知多郡美浜町にある「野間大坊」という場所で
源義朝を弔ったお墓や源義朝の首を洗ったと言い伝えられている池があります。
意外と身近に歴史上の人物にかかわる場所があったりします。
そういうことから興味を持って歴史を好きになるのも
勉強を好きになるひとつの方法なのではないでしょうか。

早川博規先生

この記事を書いた人

早川博規先生

地元の知多市に生まれ、知多市で育つ。その後も地元横須賀高校に進学、大学進学で一度地元を離れたが、大学卒業後再び知多に戻ってきて現在に至る。得意教科は「社会」、特に歴史で「社会を単純な暗記科目と思うな」がモットーです。
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