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diary

京都だけど、京都にはない

こんにちは、Goodの早川です。

12月15日、今日は1994年に「古都京都の文化財」が世界遺産に登録された日になります。
日本の世界遺産としては、前年に第1弾として登録された4つの世界遺産(姫路城・法隆寺・屋久島・白神山地)に続き5つ目の世界遺産になります。
「古都京都の文化財」は17つの寺社と城郭によって構成されており、みんなの歴史の教科書に登場するものでいうと、
 ・比叡山延暦寺(最澄・天台宗)
 ・平等院(鳳凰堂・藤原頼通・浄土信仰)
 ・鹿苑寺(金閣・北山文化)
 ・慈照寺(銀閣・東山文化)
 ・二条城(大政奉還)
などがあります。
さて、実はこの中に1つだけ仲間はずれがあります。ヒントは場所。

正解は、比叡山延暦寺です。
実は「古都京都の文化財」と言いつつ、比叡山延暦寺は滋賀県にあります。
比叡山自体は、京都府と滋賀県の境にあるのですが、延暦寺は滋賀県側にあります。

比叡山延暦寺は比較的入試に登場しやすい事柄になります。
・ほぼ同じ時期である「比叡山延暦寺・最澄・天台宗」と「高野山金剛峰寺・空海・真言宗」の選択問題
・創建されたのが788年であることから、平安京に遷都した794年と関連した同じ時期を答える問題
特にこの2つの部分で出題されることが多いです。

一部の中学校では中3生の学年末テストをやらない関係でもう入試対策に入っているかと思いますが、
歴史の勉強で苦戦しているのではないでしょうか。
今回の「比叡山延暦寺」でいうと、2年近く前に学校でやった内容になります。
昨年度の入試で最も平均点が低かった社会でどれだけ点数を取るかがカギになるので、
残り2か月ちょっとですが、しっかりと勉強をして入試に臨みましょう。

早川博規先生

この記事を書いた人

早川博規先生

地元の知多市に生まれ、知多市で育つ。その後も地元横須賀高校に進学、大学進学で一度地元を離れたが、大学卒業後再び知多に戻ってきて現在に至る。得意教科は「社会」、特に歴史で「社会を単純な暗記科目と思うな」がモットーです。
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