2025.09.05
中学受験をめざす小学5年生の2学期からはどう過ごす
夏休みが終わり、2学期がスタートしました。中学受験を目指す小学5年生にとって、この時期は受験に向けた本格的な準備の始まりとも言えます。ここからの1年半は、知識を積み重ねるだけでなく、自分のペースや学び方を見つけていく大切な時間です。2学期から意識してほしい勉強法や心構えについていくつかご紹介します。
1.「理解する」ことを大切にしよう
5年生の学習内容は、受験に直結する重要な単元が多く含まれています。算数では図形や割合、国語では論理的な読解力が求められる文章が増えてきますので、解けたかどうかよりも「なぜそうなるのか」を考える習慣をつけましょう。
2.勉強の「質」と「量」のバランスを整える。
2学期は学校行事も多く、時間の使い方がカギになります。無理なく続けられるスケジュールを立て、ゴールを意識した学習を心掛けましょう。
3.苦手を放置しない。今なら間に合う。
苦手科目や単元は早めに向き合うことで克服できます。「できない」ではなく「まだ慣れていない」と考えてみる。そしてどんどん質問しましょう。
4.受験勉強を「やらされるもの」ではなく「自分の未来を創る冒険」にしよう。
興味あることを深堀する時間も大切にして、勉強の中に「楽しい」をみつけていこう。
2学期は受験に向けた土台づくりの季節です。焦らず一歩ずつ前へ。小学5年生の今だからこそできることがたくさんあります。自分のペースで少しずつ挑戦していきましょう。未来の自分が「やってよかった」と思えるような、そんな毎日を積み重ねていけますように。

この記事を書いた人
今井康英先生
塾のおかげで劇的な成果が上がった自身の中学生時代の経験から、その感動を伝えたい!と学習塾に携わり30年以上。愛知県内各地で高校受験をはじめ中学受験、大学受験の現場で数多くの受験生とともに学んできました。今日も明日も毎日楽しく感動を伝えたい。
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