2025.10.29
秋から冬にかけて模試が多い。
秋から冬にかけての模試は志望校との距離を測る大切な機会です。結果が良ければ自信につながり、思うようにいかなければ不安になる…そんな気持ちの揺れを感じている人も多いのではないでしょうか。
模試の結果は合格・不合格を決めるものではありません。むしろ、ここからの学習をどう進めるかのヒントが詰まっています。判定や偏差値に一喜一憂するよりも、その結果から何を学べるかに目を向け、模試後の復習に重点を置きましょう。
間違えた問題は、ただ答えを確認するだけでなく、「どう考えて間違えたか」「どこでつまずいたか」を振り返ることで、次に同じミスをしない力がつきます。そして正解した問題も「たまたま」か「理解していたか」をチェックする。正解していても、あやふやな理解だった場合は要注意。解きなおしてみて、自信をもって説明できるか確認しましょう。
その後、時間を空けてもう一度解きなおし、答えを覚えていただけでないことも確認できればベスト。
模試は、できなかったことを見つけるチャンスです。復習を通してできることを一つずつ増やしていけば、本番に向けて必ず力がついてきます。
この記事を書いた人
今井康英先生
塾のおかげで劇的な成果が上がった自身の中学生時代の経験から、その感動を伝えたい!と学習塾に携わり30年以上。愛知県内各地で高校受験をはじめ中学受験、大学受験の現場で数多くの受験生とともに学んできました。今日も明日も毎日楽しく感動を伝えたい。
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