2025.07.01
小中学生の自宅学習オススメ場所!!
小中学生の自宅学習が変わる!集中できるおすすめ勉強場所5選
子どもの学習効果を高めるには、勉強する「場所」選びが重要です。自宅でも工夫次第で、集中力が格段にアップする学習環境を作ることができます。今回は、小中学生におすすめの自宅学習スペースをご紹介します。
1. 子ども部屋の学習デスク【定番だけど要注意】
メリット:
- プライベート空間で集中しやすい
- 学習用品をすべて手の届く場所に配置できる
- 自分だけの空間として愛着が湧く
注意点:
- ベッドやゲーム機など誘惑が多い
- 親の目が届きにくく、サボりやすい
- 部屋が散らかっていると集中力が削がれる
効果的な使い方: 勉強時間中はスマホやゲーム機を別の場所に移動させ、デスク周りは必要最小限のものだけを置きましょう。また、定期的に換気をして新鮮な空気を取り入れることも大切です。
2. リビングダイニング【親子で人気No.1】
メリット:
- 家族の存在が適度な緊張感を生む
- わからない問題をすぐに質問できる
- 孤独感がなく、やる気を維持しやすい
- 親が学習状況を把握できる
デメリット:
- テレビや家族の会話で気が散りやすい
- 他の家族の生活音が邪魔になることがある
効果的な使い方: 勉強時間中はテレビを消し、家族も静かに過ごすルールを作りましょう。ダイニングテーブルを使う場合は、勉強専用のマットを敷いて「学習モード」を演出するのも効果的です。
3. 和室・畳の部屋【意外な穴場】
メリット:
- 床に座ることで自然と背筋が伸びる
- 落ち着いた空間で心が静まりやすい
- 座卓を使えば適度な高さで勉強できる
- 誘惑となるものが少ない環境
注意点:
- 長時間座ると足がしびれる可能性
- 照明が暗い場合は目に負担がかかる
効果的な使い方: クッションや座布団を活用して快適な座り心地を確保し、十分な明るさの照明を用意しましょう。
4. 階段の踊り場・廊下【集中力抜群の隠れスポット】
メリット:
- 余計なものがないシンプルな空間
- 誘惑が一切ない究極の学習環境
- 適度な緊張感で集中力がアップ
- 家族の気配を感じつつプライバシーも確保
注意点:
- 長時間の学習には向かない
- 学習用品の収納場所が必要
- 照明や温度調整に工夫が必要
効果的な使い方: 短時間集中型の学習や、暗記作業に最適です。移動式のワゴンに学習用品をまとめておくと便利です。
5. 玄関近くのスペース【朝学習に最適】
メリット:
- 朝の登校前学習に便利
- 適度な緊張感で眠気が覚める
- 時間を意識した学習習慣が身につく
- 外の光が入り、自然な明るさを確保
注意点:
- 家族の出入りで中断される可能性
- 冬場は寒く、夏場は暑い場合がある
効果的な使い方: 15-30分程度の短時間学習や、漢字練習、英単語の復習など、サクッと終わる学習内容に向いています。
場所選びの3つのポイント
1. 子どもの性格に合わせる
- 一人が好きな子:子ども部屋や和室
- 人の気配を感じたい子:リビングや廊下
- 集中力が続かない子:誘惑の少ない場所
2. 学習内容で使い分ける
- 長時間の宿題:デスクのある場所
- 暗記作業:移動しながらでもできる場所
- 親のサポートが必要:リビングダイニング
3. 時間帯を考慮する
- 朝:明るい場所(玄関近く、リビング)
- 夕方:落ち着いた場所(子ども部屋、和室)
- 夜:静かな場所(子ども部屋、廊下)
まとめ
自宅学習の効果を高めるには、子どもに合った勉強場所を見つけることが重要です。一つの場所にこだわらず、学習内容や時間帯に応じて場所を変えることで、飽きずに継続できる学習習慣が身につきます。
親御さんは子どもの様子を観察しながら、最適な学習環境を一緒に見つけてあげてください。小さな工夫が、大きな学習効果の向上につながるはずです。
このブログが、お子さんの学習環境づくりの参考になれば幸いです。

この記事を書いた人
猪股義人先生
知多半島出身で学生時代から塾講師を始めて以来、塾業界一筋。「児童・生徒さんや保護者様お一人ひとりに対して全力で向き合う」をモットーに、自分自身も一緒に成長していけるよう妥協せずに最善の道を見つけ出す。どんな些細な悩み事でもかまいません。お気軽にご相談ください。
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