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小学生の新年度に注意すべき10のこと|保護者向け準備ガイド

 春は子どもにとって大きな変化の季節です。進級・進学で環境がガラリと変わる時期は、子どもだけでなく保護者も戸惑いがちです。新しいクラス・新しい先生・新しい友達——慣れるまでの数ヶ月は、家庭でのサポートがとりわけ大切になります。

この記事では、新年度のスタートを少しでもスムーズにするために、保護者が意識しておきたいポイントを10項目にまとめました。

生活準備編

1.持ち物・学用品の準備と名前書き

進級すると教科や持ち物が増えます。学校から配られる「新年度準備物一覧」は早めに確認し、余裕を持って揃えましょう。特に彫刻刀・コンパス・リコーダーなど、学年ごとに追加される用品には注意が必要です。

名前書きは意外と時間がかかります。油性マジックだけでなく、布用スタンプや名前シールを活用すると効率的です。上靴の内側・給食袋の内側など、見えにくい場所も忘れずに記名しましょう。

✅ 去年の用品の状態をチェックし、消耗品は早めに補充を。学校指定のものは入学説明会や学校HPで確認しましょう。


2.生活リズムの整え直し

春休み中に乱れがちな睡眠・食事のリズムは、始業式の1〜2週間前から徐々に戻しておきましょう。就寝時間は急には変えられないため、毎日15〜30分ずつ早めるのが現実的なアプローチです。

朝のルーティン(起床→洗面→朝食→着替え→出発)を書き出して子どもと確認しておくと、4月のスタートがスムーズになります。

⚠️ 「5月病」の原因のひとつは4月の疲れの蓄積です。スタートダッシュしすぎず、最初は余裕を持ったスケジュールを意識しましょう。


3.通学路の安全確認

進級や転居などで通学路が変わった場合はもちろん、変わらない場合も春は工事や人の流れが変化しやすい季節です。始業式前に一緒に歩いて、危険な箇所(見通しの悪い角、車の往来が多い交差点など)を確認しましょう。

子どもには「何かあったら近くのお店や〇〇さんの家に飛び込む」など、具体的な行動を事前に話し合っておくことが大切です。

✅ 集団登校がある学校は集合場所・時間・班の確認を。防犯ブザーの電池残量もチェックしておきましょう。


4.学校行事・提出書類の把握

4月は家庭調査票・健康調査票・緊急連絡先など、さまざまな書類が一気に配られます。記入漏れや提出期限の見落としが起きやすいタイミングです。書類が届いたらすぐ仕分けし、期限をカレンダーに書き込む習慣をつけましょう。

年間行事予定表は早めにスマホや家族の共有カレンダーに登録しておくと、仕事の調整や旅行計画が立てやすくなります。


人間関係・メンタル編

5.新しい人間関係への配慮

クラス替えは子どもにとって大きなストレスになることがあります。仲の良かった友達と離れる不安、新しいクラスになじめるか——親が「大丈夫だよ」と軽く流すのではなく、子どもの気持ちをまず受け止めることが大切です。

「新しいクラス、どんな感じだった?」と毎日少しだけ聞く機会を作りましょう。話してくれない日があっても焦らず、話せる雰囲気を日常的に作ることが重要です。

⚠️ 友達関係のトラブルは4〜5月に起きやすい時期です。「誰かに嫌なことをされたら教えてね」と日頃から伝えておきましょう。


6.家庭学習のルール作り

学年が上がるにつれ宿題の量・難度も増します。新年度のスタート時に「宿題はいつ・どこでやるか」を子どもと一緒に決めましょう。親が一方的に決めるより、子ども自身が選んだ場所のほうが継続しやすい傾向があります。

「わからない問題はどこまで自分で考えてから聞くか」というルールも事前に話し合っておくと、毎回の衝突を減らせます。

✅ 低学年は「帰ったらすぐ」、高学年は「夕食前まで」など、ライフスタイルに合ったタイミングを設定するのがポイントです。


学校との連携編

7.連絡帳・お便りの確認習慣

小学校からの情報は連絡帳・学年通信・給食だよりなど紙ベースが多く、見逃しやすいです。ランドセルの所定の場所にお便り入れを作り、帰宅後すぐに確認する習慣を親子で作りましょう。

学校がアプリ(ClassiやTetoruなど)を利用している場合は、通知設定をオンにしておくことを忘れずに。


8.体調管理とアレルギー対応

4月は気温差が大きく体調を崩しやすい季節です。重ね着できる服装で登校させるなど、体温調節の工夫を心がけましょう。食物アレルギーがある場合は、担任の先生への申し送りを最初の面談または連絡帳で早めに行いましょう。

⚠️ 新しい担任はまだアレルギー情報を十分把握していないことも。書面で渡しておくと安心です。給食の献立表は毎月確認し、アレルギー対応食の申請期限も見逃さないようにしてください。


デジタル・心理編

9.デジタル・メディアルールの見直し

新年度は「ゲームは何時まで」「YouTube視聴は何分まで」といったルールを家族で話し合うタイミングとして最適です。子どもの成長に合わせ、去年決めたルールが合わなくなっていることも多いため、年に一度は見直しを行いましょう。

GIGAスクール構想でタブレットを学校から借りている場合、自宅での使用ルール(家庭学習以外には使わないなど)を学校の方針に合わせて確認しましょう。


10.子どもの「心のサイン」を見逃さない

新年度のストレスは、子どもによって様々な形で現れます。頭痛・腹痛・食欲不振・夜泣きなど、身体的なサインとして出ることも少なくありません。「学校に行きたくない」と言葉にしてくれればわかりやすいですが、言葉にできない子のほうが多いです。

「最近なんか元気ない気がするな」と感じたら、まず否定せずに「最近どう?」と声をかけてみてください。深刻なようであれば、スクールカウンセラーや担任への相談も選択肢のひとつです。

⚠️ GW明けは不登校が増えやすい時期です。4月から「学校が少しつらい」と感じているサインを見逃さないことが、早期対応の鍵になります。


まとめ

新年度は保護者にとっても慌ただしい季節ですが、子どもにとっては一年でもっとも緊張する時期のひとつです。完璧に準備しようとせず、「一緒に乗り越える」という気持ちで子どものそばにいることが何よりの支えになります。

この10項目を参考に、親子で春のスタートを笑顔で迎えましょう!

猪股義人先生

この記事を書いた人

猪股義人先生

知多半島出身で学生時代から塾講師を始めて以来、塾業界一筋。「児童・生徒さんや保護者様お一人ひとりに対して全力で向き合う」をモットーに、自分自身も一緒に成長していけるよう妥協せずに最善の道を見つけ出す。どんな些細な悩み事でもかまいません。お気軽にご相談ください。
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