2020.07.17
人間は何故殺菌されないの?
皆さんこんにちは!!
武豊高校、半田東高校でコロナ感染者が出ました!!
アルコール消毒等しっかり行いましょう!!
と、現在知多半島は本当に危ない状況ですが
ふとこのように思ったことはありませんか?
“アルコールで細菌が殺菌されるのに人間は飲んでも大丈夫だろうか?”
今回はこの謎に迫っていきたいと思います!!
●はじめに
実は、アルコールという物質はないです。
エタノールがお酒の主成分であり、メタノール、プロパノール等の総称が
アルコールというわけです。
その為、今回はエタノールを飲んでも人間は死なないの? (一気飲み・中毒症状を除く)
という風に解釈してこの先進めていきます。
●結論
はじめに結論から言ってしまいます。
細菌がアルコール消毒で死ぬ理由は
・細胞膜が破壊されるから ⇒ 中身が出てきてしまう …①
・細胞膜の内部にあるたんぱく質の性質を変質させるから …②
が主な理由です。
細胞は単細胞生物であり、1つの細胞で生命維持を行っています。
それに対し、人間は多細胞生物であり色んな細胞の集まりです。
また、人間の皮膚及び食道は内部の細胞を守るために丈夫になっていることが多いです。
その為、人間がアルコールを触ったとしても一部の細胞が死滅するだけで
他の細胞が生きているから特に害がないのです。
人間が飲んでいるアルコールはウォッカで最大60%と言われています。
※世界で一番強いお酒はポーランドにあります。なんと、96%!!!
日本酒で15%程度なので相当強いですよね。
お酒は百薬の長とも万病のもととも言いますが、
飲みすぎずほどほどが一番ですね。
20歳になっていない人は20歳になるまで我慢、がまん、ガマン…
この記事を書いた人
松藤基矢先生
愛知県稲沢市からやってきた「勉強嫌いの救世主」を自負。「基礎をしっかりと理解する」をモットーに最短距離で目標に届くように小学生、中学生、高校生の指導にあたる。何気なく使っている公式にも理由がある、その理由を理解できれば怖いものはないでしょう。
趣味は学生時代から続けているバレーと歌うこと。
ラーメンとお肉と揚げ物が大好き。野菜が大の苦手。2024年はアスパラ嫌いの克服に挑戦中。
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