2020.06.17
暗算を極めれば数学は簡単!!
皆さんこんにちは!!
突然ですが暗算は得意ですか?
私は暗算が得意です。(暗算で勝負したい人、お待ちしております。)
暗算はコツをつかめば誰でも速く・正確に答えを出すことができるツールです!!
また、計算にかける時間が少なくなるので問題1問に向き合う時間が長くなるといったメリットもあります!!
私は学生時代から、計算に時間をかけず文章題で時間を使うようにしていました。
ちなみに、この暗算の方法は特に誰に教わったといった方法ではないです。
自己流なのでご了承ください。
○足し算・引き算の暗算
足し算は非常にシンプルです。
ポイントとしては、
・各位(かくくらい)で合計が10を超えたかを瞬時に判断する …①
・大体の数字で先に答えを把握しておく …②
この2点です。
①については繰り上がりがあるかないかで計算の難易度が変わります。
繰り上がりでミスする人が多いので、①で繰り上がりがあるかどうかを見分けましょう。
繰り上がりがあると意識を置くだけで間違いは減ると思います。
②については例題で解説をしようと思います。
例) 472+559=???
このような問題があったら大体の数で計算をしてください!!
ここでは、500+500として計算をします。(500+600でもOKです!!)
すると、1000になりますよね?
そうしたら、答えは大体1000ということがわかるわけです。
①より、10の位と1の位で繰り上がりが起きるので少し計算ミスしないように意識を置きましょう。
そして、後は実際に計算を行います。
今回の答えは1031と出ました。
大体1000ですよね?
なので、この計算は大体あっていると確認することもできます。
引き算の時も大体いっしょです。
ポイントとして①が繰り上がり⇒繰り下がりに変わったことに注意するだけで大丈夫です。
○掛け算・割算の暗算
掛け算ってそもそも何かを考えます。
例えば、2×3では2個のものが3つ分あるから2×3と表記するんですね。
ただ、私はこの方法で暗算を行っていません。
ポイントとして、
・掛け算ではなくすべて足し算・引き算で行う …①
・すでに行った計算は再利用 …②
・×5と×10を上手につかう …③
・大体の数字で先に答えを把握しておく …④
です!!
④については足し算と同じなので省略します。
①についてですが、2×3なら2を3回足すといった感じで計算しています。
①と③はセットで使うことが多いのですが、これも例題を用いて詳しく解説していきます。
例)(1)31×79 (2)74×26
まずは簡単に計算をする思考を身に着ける必要があります。
(1)は(30+1)×79 または 31×(80-1) 、(2)は(75-1)×26 または 74×(25+1)と簡単にできたでしょうか?
※以降の解説は下線部の式で行います。
足し算のほうが引き算よりミスが少ないと思うので足し算で考えたほうがベターです。
もし簡単にできているのであれば次のステップに進みます。
ここで、③の考え方が出てきます。
(1)では30×79+1×79ですよね?つまり、79を3回足した後×10をして、更に79を足せばいいわけです。
79×3=237より、30×79=2370となります。
ここに79を足すので答えは2449となります。
(2)については、×5で計算するのではなく×10÷2とできたかです。
×5を毎回5回足すのは面倒くさいですね。
なので上記の方法で×5を瞬時に出してしまいましょう。
そして、×25の数値に74を更に足せばよいので答えは1924になります。
②については都合の良い例題を用意しました。
例)82×36
この場合、82×3をまず行いますよね?
82×3=246ということを記憶しておきます。
そして、6というのは3の2倍ですよね。
これを使って、246に2倍するだけで82×6を簡単に計算ができます。
応用編として82×37で、82×3×2+82と出来ると更に計算スピードが上がりますね。
割り算の場合はこれが何回引いたかに変わります。
この方法を使えば無理数も強引に小数点に変換できます。
ここまで長く書いてしまいましたが、ポイントとしては
・掛け算・割り算を足し算、引き算でやること
・1の位が1~3なら×0から1~3回足し算
・4か6なら×5から1回足し算(引き算)
・7~9ならかけている数に+10してから1~3回引き算
これを繰り返し行うだけで簡単に暗算ができるようになります!!
興味ある人は松藤まで聞いてください!! (このブログをどれだけの人が見ているんだろう…)
この文章よりはわかりやすい解説ができると思います。
暗算で最速&最強を目指しましょう!!
この記事を書いた人
松藤基矢先生
愛知県稲沢市からやってきた「勉強嫌いの救世主」を自負。「基礎をしっかりと理解する」をモットーに最短距離で目標に届くように小学生、中学生、高校生の指導にあたる。何気なく使っている公式にも理由がある、その理由を理解できれば怖いものはないでしょう。
趣味は学生時代から続けているバレーと歌うこと。
ラーメンとお肉と揚げ物が大好き。野菜が大の苦手。2024年はアスパラ嫌いの克服に挑戦中。
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