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書心画也

「字は人の心を表す」とは、よく言われたことですが、
これは大昔の中国の揚子雲が言った「書心画也」から来ている事をご存じですか?

『“言”は“心”の“声(音、音声)”であり、“書”は“心”の“画(図象、 紋様)”である。 書は人の内心を源とする思想や情感・修養・品徳などの精神境界を外在に表現するものである』という意味をなしているそうです。

そもそも、この「書」というのは書物を表していたものが、時を経て様々に言い伝えられ、「字」という解釈に代わっていきました。ですので「字は人の心を表す」といったことわざとかは無いのですね。

けれども、、、私は揚子雲が言わんとした事も、世間一般に伝えられた事も、どちらも正しいと思うのです。
「字」そのものも、その人が書いた「書」もどちらも人の鏡となるよねって。

時代と共に字を書く機会が少なくなってきてるし、スマホで変換がすぐにできてしまう時代。。。更には高校入試までオールマークに変わってしまう時代です。けれども社会に出ていくときには、誰もが「手書きの履歴書」を書く機会があるし、誰かの結婚式で記名することだってあるわけで。

これは勉強でも言えるのかなあって思います。字がきれいな人って、揃って成績も良いし、成績の伸び悩む人は言葉をまとめて書く「文章作成力」が乏しいように思う。
先ずはノートをきれいに書いたり、英語であれば教科書文を自分で書き写してみたり、毎日日記を書くのだって良いと思うよ。

学生の皆には、動きをもって勉強に取り組んで、「言葉」の能力を磨いてほしい。

 

川崎健太先生

この記事を書いた人

みらい学院 川崎健太先生

兵庫県出身。情に厚く、生徒に真正面からぶちあたって、ともに泣きともに笑いあう兄貴分気質。わかりやすくおもしろい関西弁の集団授業で生徒たちから好評を得ている。
大学時代はアメフト部に所属し、留学の経験もあり、実はサックスの演奏ができるなど、文武両道、多彩な一面もある。
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