2026.06.10
テスト1週間前からでも間に合う!定期テスト攻略法【中高生向け】
「もうテスト1週間前なのに、全然勉強してない…」
塾で教えていると、毎回この時期になると生徒からこういう話が耳に届きます。でもね、正直に言うと、1週間あれば全然間に合うんです。むしろ、やり方さえ正しければこの1週間が一番伸びる時期だったりします。今回は私が生徒に実際に伝えているスケジュールと、ちょっとしたコツをまとめてみました。
まず最初にやること:「捨てる勇気」を持つ
これ、一番大事なことなんですけど、1週間で全部を完璧にしようとしないでください。毎年それで失敗する子を見てきました。最初の30分だけ使って、テスト範囲を全科目ざっと見渡して、自分が得意なところと苦手なところを仕分けする。それだけでいいです。
「全部やらなきゃ」って気持ちはわかるんですが、限られた時間で点数を上げるには「確実に取れる問題を増やす」ほうが断然効きます。苦手な単元を1週間でゼロから仕上げるより、6割わかってる単元を9割にするほうがずっと現実的です。
7日間のスケジュール例
では実際にどう動くか、曜日ごとに説明します。
7日前の日曜日は、とにかく「全体を把握する日」にしてほしいです。範囲表を全科目並べて、やることリストを作って、何に何時間使うかざっくり決める。ここで計画を立てておくと、残り6日間がぐっとラクになります。勉強というより準備の日ですね。
月曜日(6日前)からはいよいよ本格スタートです。最初に手をつけるのは社会・理科・英単語などの暗記系がおすすめです。理由は単純で、覚えるだけで点が取れるから。ここでよくある失敗が「ノートをきれいにまとめ直す」ことなんですが、それ、時間がかかる割に覚えられないんです。教科書に線を引きながら声に出して読む、それだけで十分です。寝る前に「今日何を覚えたっけ」と頭の中で思い出すだけでも、翌日の定着が全然違います。
火曜日(5日前)は数学と英語の日です。数学は公式を眺めているだけでは絶対に解けるようになりません。例題を一問解いて、すぐに似た問題を解く。この繰り返しが一番の近道です。英語は教科書の本文を音読しながら、重要な構文や表現を確認していきましょう。
水曜日(4日前)は、全科目のワークをとにかく一周します。答えを見ながら進めても全然OKです。この日の目的は「どこがわからないかをあぶり出すこと」なので、間違えた問題にはしっかりチェックを入れておいてください。わからないまま放置するのが一番もったいないので、その日のうちに友達か先生に聞いてしまいましょう。
木曜日(3日前)は弱点の集中攻略です。水曜日にチェックを入れた問題だけをもう一度解いてみてください。ここでまた間違えたところが、本当の意味での弱点です。そこに絞って教科書やノートを読み直すと、残り2日間でしっかり埋め合わせができます。
金曜日(2日前)は、昨年のテストや先生からもらったプリントを、できれば時間を計って本番のつもりで解いてみましょう。採点してみると「あ、ここまだ怪しいな」という箇所が必ず出てきます。そこを最終日に向けて確認しておきます。
そして前日の土曜日。ここで新しいことを始めるのは絶対にやめてください。これまで勉強してきたノートや暗記カードをさらっと見直すだけでいいです。22時には勉強を終わらせて、あとはしっかり寝てください。徹夜で頑張る子もいますが、睡眠不足だと翌日の記憶の引き出しが本当に悪くなります。前日に詰め込むより、ぐっすり寝て万全の状態で臨むほうが絶対に点が取れます。
点数が上がる!3つのコツ
長年教えてきた中で、これをやっている子は確実に伸びるなと感じているコツを3つ紹介します。
まず「ワークを3回解く」ことです。1回目はわからなくてもいいので解いてみる、2回目は間違えたところだけやり直す、3回目は前日にさらっと全体を確認する。たったこれだけで、頭への定着が別物になります。
次に「ノートを穴埋めで確認する」方法です。ノートを見ながら重要な語句を手で隠して、思い出せるか試してみる。思い出せなかったところが「まだ覚えていない場所」なので、そこだけ集中して覚え直せばいい。きれいにまとめノートを作るより、ずっと効率がいいです。
最後は「45分勉強して15分休む」リズムを守ること。机に長時間張り付いていても、集中力が切れたらほとんど頭に入りません。45分で一区切りつけて、15分は軽くストレッチしたり水を飲んだり。このサイクルを繰り返すほうが、トータルでずっとよく覚えられます。
まとめ
毎日2〜3時間、この7日間を走り切れば、合計で15〜20時間以上の勉強時間が確保できます。1週間前から始めた子が「思ったより点が取れた」と言って帰ってくるのを、私は何度も見てきました。
完璧じゃなくていいです。昨日の自分より1点だけ多く取れるように、今日からひとつずつ始めてみてください。
この記事を書いた人
猪股義人先生
知多半島出身で学生時代から塾講師を始めて以来、塾業界一筋。「児童・生徒さんや保護者様お一人ひとりに対して全力で向き合う」をモットーに、自分自身も一緒に成長していけるよう妥協せずに最善の道を見つけ出す。どんな些細な悩み事でもかまいません。お気軽にご相談ください。
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